大阪市内には古い一戸建てや長屋が多く残っており、引き戸に使われている古い錠前の鍵交換は特有の注意点があります。引き戸の錠前は洋式ドアとは形状が異なり、「引き戸錠」「鎌錠」「引き違い戸錠」などのタイプが使われています。古い引き戸錠は現在主流のシリンダーとは規格が異なるため、適合する交換用シリンダーを選ぶ必要があります。費用の目安はシリンダーのみ交換で5,000〜15,000円程度ですが、引き戸錠自体が古くて交換部品が入手困難な場合は錠前一式の交換が必要になります。その場合の費用は20,000〜50,000円程度かかることがあります。引き戸の場合、枠の調整(立て付け)も防犯上重要です。枠が歪んでいると隙間が生じ、こじ開けが容易になります。鍵交換と合わせて建て付けの調整も依頼することをおすすめします。また引き戸は補助錠の選択肢が限られており、ピンロックや掛け錠の追加が一般的な補強方法となります。大阪の古い住宅をリフォームする際には、引き戸から洋式ドアへの変更と合わせて最新の防犯錠前を設置することで、防犯性を大幅に向上させることができます。
